だから注射はイヤだっての

今日も会社のお話。といっても健康診断のお話。この歳にして胃検診。そもそも30歳、35歳、40代以上全員しかやらされないはずが、過酷な環境で長時間仕事をしていたのでという理由でやるハメに。やってみて思ったのはこの検査は非常に災難そのものである。
初めての胃検診すなわち初めてのバリウム。しかし、その前に胃を膨らますために飲む炭酸の粉末がキツい。飲むやいなや急激に胃が膨張し、ちょっと油断するやいなや係員から「ゲップしないで下さいね」の一言。本気でこいつをしばいたろかと思った。そしてこれからが検査本番。
ゲップを我慢しつつ半泣きで検査室へ。ゲップを我慢しつつハーフパイプ状のベッドに寝かされる。そのベッドがやたらと回転し、ゲップを我慢しつつ僕は横に縦に斜めに逆さにさせられる。ゲップを我慢しつつ僕は決死の覚悟で手すりにつかまり振り回された。そして検査も佳境を過ぎ、終盤でゲップを我慢しつつ遂にゲップが出てしまう。バレてねえだろと高をくくっていたら係員が炭酸に粉末を持ってきて「だからゲップしないで下さいね」の一言。今度こそ本気でこいつをしばいたろかと思った。そしてこれからが再検査本番。
必死の決死のサバイバル検診はこれにて終了。終わった瞬間のゲップがなんて気持ちのいいこと。ハイテクなのか原始的なのかよく分からないが、とにかく医療はまだまだだなと思った。バリウムがそれほど不味くなかった(ほんのりヨーグルト味)ことがやはり医療発展の最たるものか。今日だけで「ゲップ」の一言を何回書いたんだ俺は。不謹慎なダイアリーですいませんでした。