僕らが路上に出る理由

急遽、ボーカルと路上ライブ@横浜駅高島屋。予定は来週だったけど切り上げ。今日の横浜のストリートはいろんなバンドがいてかなりアツかったように思う(いつもあんなもんか?)。ボーカルの彼は自分の作った曲を歌い、僕が押尾コータローを弾くことに。個人的には、夕方の個人練習の成果が出たのか、音がそこそこ出ていて今までの路上演奏ではまあまあの出来だったと思う。
あるバンドが僕らの近くで演奏していた。ファン(という名のサクラ)もいたし機材も揃っていて良い演奏だったのだが、人通りの多い横浜駅なのに足を止めてまで聴く人は少なかった。ウチのボーカルがそれを見てガク然としていた。彼は既にもう歌うことすらしなくなっていた。
今まで全く気にしなかったけど、そこそこ上手いバンドだろうが、僕でも立ち止まって聴くことは少ない。ましてや話しかけたり好きになったりなど有り得ない。そんなもんである。少しでもファン、そこまでいかなくても新規リスナーを本気で求めていたボーカルにとってはかなりショッキングな光景だったようだ。ストリートミュージシャンでのファン獲得は厳しいという現実を思い知らされたようだ。
最後に僕が路上に出る理由。あまりにもヒマだからっていうのもなんなので。①普段家では弾けないアコギを弾く場を作って練習する②自分の実力を聴いてもらいたい、通行人の反応を見たい③何かしら人との出会い・ふれあいがある。全部ひっくるめて自分の経験作り・話のネタ作りでもあるから。そんなもんかいと言われればそうである。相当、といってもかなりのウデが無い限りは、この程度に路上をやればいいと思う。その点、ゆずとかは超人的だと思う。う〜ん、何とかしてでもあやかりたい。
今日は長文になってしまった…