新幹線、何とか名古屋から座れてひと安心

大阪城の近くで行われたジョイントライブを観賞。お目当ては「デパペペ」と「アンダーグラフ」。
神戸出身の新人アコースティックギターデュオ・デパペペ。押尾コータロー一辺倒だった僕にとっては衝撃的な2人組の登場。何という軽快さ、明るさ。押尾氏のような奏法的スーパーテクニックは無く、変則チューニングは使ってない(多分ね…)のだが、そんなことはどうでもよい。さすがインストだけで路上で集客できるだけの完成度に驚き。片方の人は22歳なのにあの上手さ。
人気急上昇のアングラ。お目当てながらもさほど期待を寄せていなかったのだが、聴いていると知らぬ間に引き込まれた。ライブだったからかもしれないが、生演奏でこれほどまでにすごいなあ〜とは思わないと思っていた。「ツバサ」や新曲の「君の声」が注目されるはずだなという気がした。
自分と同じぐらいの年齢、あるいは自分よりも年下の人たちがあのように音楽で活躍しているのを見ると居たたまれなくなってしまう。数年前は曲がりなりに(これがいけなかったのだけど)ミュージシャンになりたいと思っていて、同じような立場にあったのが今や…なんて思ってしまう。ライブで覚えたのは感動とかよりも、悔しさとか情けなさ。動き出すならもう、今しかないか?