1リットルの紙パックでストローを付けられても

昨日、ハマの大魔神・佐々木が最後の投球を披露した。その相手は高校時代からの友人でありライバルでもある清原。絶頂期の球威は影を潜めていたものの、フォークボールという宝刀で空振り三振に打ち取った。二人は熱く抱き合ったあと、ベンチへと下がっていった。
これだけ書くとあたかもイイ話に聞こえてしまう。
ニュースでその様子を見て「え そんなんで終わりか?」。あの呆気無さ・ウサン臭さはどこからくるんだろう。二人の因縁対決、こんな集大成で終わるのか。拭えない疑問。どうやら様々な背景があったようだが、とにかく茶番なんていうハンパな演出なんかしないで真剣勝負すればよかったのだ。しかも優勝の可能性がなくなったときに。汚名返上ならぬ大魔神の悲しい末路。
今日の帰りの電車内で、乗客が読んでいた日刊ゲンダイがちゃんとこの問題を叩いてくれていたのを知る。俺の感覚は間違ってなかったのだと、結構安心。ちょっと嬉しくて、僕も買って読んだ。